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意外と知らない、メガネやコンタクトレンズとの付き合い方

特集 2021/03/10 263 views

パソコンやスマホなど、日常生活ではなにかと目を酷使することが多く、目の疲労を感じている人もいるのではないでしょうか。3月1日に発行された「kenko ISLAND58号」では、疲れ目や、症状が首や肩などの目以外にも及ぶ眼精疲労をテーマに、予防法やレシピ、ヨガなどを紹介しています。

今回、監修していただいた外間眼科医院の外間英之医師によると、近頃、疲れ目や眼精疲労の他にも、視力が低下している人が増えており、特に小さなお子さんの近視が増加している傾向にあるそう。要因はさまざまありますが、おうち時間でスマホやゲームをする機会が増えたことも、子どもの視力低下に影響しているのではと外間先生は話します。そこで、視力低下と関連して、子どもから大人まで多くの人が使うメガネやコンタクトレンズとの付き合い方について、先生に教えていただきました。

自分に合わないメガネやコンタクトをつけていない?

メガネやコンタクトレンズを長時間つけると、頭痛や肩こり、吐き気などといった体の不調が出るという人はいませんか?その症状、実は使っているメガネやコンタクトレンズが自分に合っていないことが原因となっている場合があります。外間医師によると、そもそも人間の目は形や大きさにより見やすい距離が異なりますが、近くを見るときは、ピントを調節する目の毛様体筋が緊張し、目の中のレンズを分厚くしているのだそう。そのため、パソコンやスマホなど近くでものを見る状態が長時間続くと、毛様体筋は緊張しっぱなしの状態となり、様々な疲れ目の症状を引き起こしてしまいます。ピントを調整する力が弱まっている老視(老眼)の人は、メガネやコンタクトレンズを使うことでピント調節を手助けすることになるのでものが見やすくなるのですが、自分の目に合わないメガネを使い続けることで、正しくピントを合わせることができず、ますます疲れ目の状態が悪化してしまうと言われています。

過矯正ってなに?

メガネやコンタクトレンズを作るとき、自分の視力に合わせて遠くまではっきりと見えるものが良いと思われがちですが、実はそうではないんです。遠くがしっかりと見えるように視力を合わせたもので、パソコンなど近くのものを見続けると、目はピントを合わせるために必要以上に頑張りすぎてしまい、疲れ目や眼精疲労を引き起こしてしまいます。このような「過矯正」の状態となっている人は実は多いと言われています。まずは、定期的に眼科で視力や目の状態を診てもらい、メガネやコンタクトレンズが今の自分に合っているか確認することが大切です。

メガネやコンタクト、どんなものが自分に合っている?

では、自分に合ったメガネとはどんなものなのでしょうか?ポイントは、遠くがはっきりと見えるように矯正するのではなく、「長時間運転することが多い」、「デスクワークでパソコン作業が多い」など、自分の生活に合わせたメガネやコンタクトレンズを作るということ。眼科医や眼鏡士と相談し、場合によっては運転用、デスクワーク用とメガネを分けて作るケースもあります。

また、度数だけでなく、目とレンズの距離、レンズの大きさ、メガネの形なども考慮し、自分の顔の形や目の大きさに合ったものを選ぶことが大事です。そうすることで、目に余計な負担をかけずにすむ上、見るときの快適さを助けてくれます。

早めの対策が吉

メガネやコンタクトレンズの使用以外にも、目の疲れやちょっとした目の不調は、なんとなくそのままにしてしまう人も多いかもしれません。ですが目の不調が続くと、集中力が低下したり、仕事がスムーズに進まないなどの支障が出るだけでなく、その症状の裏にひそんでいる病気の発見が遅れてしまうことも。目が乾く、かすむなどといったドライアイをはじめ、見え方に異常を感じたり、少しでも気になる症状があれば眼科を受診するサインです。

「kenko ISLAND 58号」では、目の疲労度チェックをはじめ、目に関する知識や、疲れ対策レシピ、ヨガなどを紹介しています。この機会に、読んでみてください。