スタイル抜群!気になる宮城夏鈴さんの美しさの秘訣とは

ライフスタイル 2021/08/20 6648 views

 kenko ISLAND 59号の表紙で、綺麗なヨガのポーズを披露してくれた宮城さん。そのスタイルの良さとチャーミングな笑顔で、モデルや女優、歌手業と、多岐にわたって活躍されています。宮城さんが美容や健康で心がけていることや、沖縄での生活についてお話を聞かせてもらいました。

Profile・宮城夏鈴(みやぎかりん)

浦添市出身。アニマ・エージェンシー所属。女優、歌手、モデルとマルチに活動中。昨年12月には名嘉睦棯 線描画集「おきなわのお嬢さん〜麗しきみやらび」を写真でリバイバルした「チムガナサ 宮城夏鈴写真展」を国立劇場おきなわで開催した。全米ヨガアライアンスRYT200の資格を持つ。

自分に合った心身の整え方を知ることが大切

― 誰もが憧れるようなスタイルですが、ダイエットはされていますか?

 もともと太りにくい体質で、ダイエットはほとんどしていないんです。でも、身体にメリハリをつけるためにランニングマシンやダンベルなどを使って筋トレはしています。マシンは自宅にあるので、短時間でも習慣づけて行うように心がけています。運動することはもともと好きなので、苦ではありませんね。ヨガも毎日していますが、身体作りというよりは、心と身体のバランスを整えるためにしています。
 食事面でいうと、最近アーユルヴェーダの食事法を取り入れ始めました。アーユルヴェーダはヨガと同じインド発祥のもので、人間の体質を細かくタイプ分けができるのですが、それぞれで身体に良い食べ物が違うんです。例えば、私の体質だとオイルが不足しがちなので、ココナッツオイルやオリーブオイルを積極的に食事に取り入れた方がいいんですね。でも、私とタイプの違う夫の場合は、取りすぎると逆に身体に良くありません。
 人によってどんな栄養素を取り入れたら自分の身体が元気でいられるのかを知ることが大事なんだと、改めて気づきました。

― ヨガは毎日どれぐらい行っているんですか?

 朝起きてからと、夜寝る前に10〜15分ぐらい行っています。ポーズをとることもありますが、瞑想をしたり、身体をほぐしてリラックスさせることが多いかもしれません。
 ヨガや瞑想は、外に向けていた意識を自分の内側に向けるきっかけになります。呼吸を整え、身体を動かすことで、心身共に改善することができます。身体だけでなく心も整えることで、とても安心するんです。
 母がヨガスタジオを営んでいるので身近な存在ではありましたが、きちんとヨガを始めたのは24歳ぐらいからですね。当時、東京で1人暮らしをしていたのですが、仕事が上手くいかず、落ち込んで心が弱っていた時期があって。そんな時に、母が月に一度、東京に来てヨガや呼吸法を教えてくれました。短い時間でも月日をかけて試していくうちに、身体が元気になっていくのを感じて、心に余裕が持てるようになりました。

― 昨年はヨガの講師免許も取得されましたね

 そうなんです。でも、ヨガ教室を開くためではなく、身近な人にヨガを伝えたいと思ったのが取得のきっかけです。30代を目前にして、身体の変化による不調を持つ友人が増えて。私が体調を崩した時に、母が「ちょっと座ってみて」と言って身体をほぐしてくれたように、私も家族や友人が困っている時に、正しい知識を共有できればと思い、始めました。取得するために、毎日ヨガ漬けの生活になって大変ではありましたが、頑張って良かったと今では思います。

沖縄での生活、これから頑張っていきたいこと

― 昨年に活動拠点を東京から沖縄に変えたきっかけはなんですか?

 活動拠点は東京でしたが、CMやドラマの仕事をさせてもらったり、自分のラジオ番組を持っていたので、定期的には沖縄に来ていたんです。東京と沖縄を行き来するうちに改めて沖縄の魅力を感じたので、故郷でもあるこの地で頑張りたいと思ったのがきっかけです。

― 拠点を変えたことで、何か変化はありましたか?

 仕事もプライベートも楽しくなりました!ヨガを始めて心に余裕ができたからか、以前よりも自然や芸術などに触れることが好きになりましたね。自宅からビーチまで歩いて砂浜でのんびり過ごしてみたり、初めてダイビングにも挑戦しました。私にとって、東京よりも沖縄の方がインスピレーションを受けるものが多いみたいです。
 また、昨年開催した写真展「チムガナサ」の取り組みを始めたきっかけは、画家の名嘉睦稔(なか ぼくねん)さんが若い頃に描いた美人画を見た時に、あまりの美しさに感動したからなんです。この感動をもっと多くの人に伝えたいと思って、企画を考えました。東京での活動は、企画や内容が全て決定した状態でモデルや女優としてお仕事させてもらうことが多かったのですが、チムガナサの取り組みは、ロケ地の候補探しや衣装準備、カメラマンやアートディレクターへの依頼なども全て携わりました。プロデューサーとして企画段階から制作に関わることは大変だったけれど、同じ想いがある人と、ゼロから作っていく作業にすごくやりがいを感じましたね。

― 今後の目標はありますか?

 今後は、モデルや女優、歌手の垣根を超えてクリエイターとしても活動していきたいです。趣味で始めた絵も、どこかでお披露目できたら…と思っていますが、まだまだ先かもしれません(笑)。


 会う人を虜にしてしまう美貌に、凛とした雰囲気が魅力的な宮城さん。その美しさは、自身の体調や心の変化と向き合うことを大切にしていることで維持されているのだと教えてくれました。また、作品作りに対する熱い一面を持っていることもインタビューを通して分かりました。宮城さんの今後の活躍に、目が離せません。

公式マスコット「わお」って?