「ボディメイクには、タンパク質と発酵食品を」

栄養 2019/11/01 5044 views

自分が理想とするカラダを目指して、トレーニングをしたり、食事コントールを行うボディメイク。単にダイエットをしてスタイルを良くする、ということではなく、健康的に理想の体型を目指すことで近年注目を浴びています。そんなボディメイクに効果的な食事はどんなものなのでしょう。

必要なのは、発酵食品とタンパク質

管理栄養士の高良江里奈さんにお話をうかがったところ、ボディメイクで必要なのは「タンパク質」と「発酵食品」。タンパク質というと、髪の毛、皮膚にはじまり、身体のあらゆる部分を構成するのに必要な栄養素で、ボディメイクには欠かせないものです。さまざまな食材に含まれていて、例えば卵、鶏肉、豆腐、枝豆など、身近な食材なので摂取しやすいのも嬉しいところ。

また、発酵食品は、代謝を促す働きがあることからボディメイクに役立つそう。発酵食品に含まれる酵素の働きで脂肪燃焼を助けてくれます。発酵することで食材の旨み成分が増すので、おいしく食べられるのもいいですよね。腸の調子も整えられるので、美容効果も期待できます。

ボディメイクにおすすめのお手軽レシピ

では、タンパク質と発酵食品をおいしく効果的に取り入れられるレシピを紹介しましょう。
「納豆梅キムチ和え」と「焼き鳥てりたま丼」です。このレシピはkenko ISLAND53号(2019年10月発行)にも掲載しています。

納豆梅キムチ和えは、発酵食品の代表とも言える納豆とキムチを使用。そこに食感のいいきゅうりとカリカリ梅を合わせ、混ぜるだけでOK。梅は抗酸化作用があるので美容効果も期待でき、女性には嬉しい限りですね。
また、焼き鳥てりたま丼は、コンビニで販売している焼き鳥を使った手軽で絶品、ボリューム満点の満足メニュー。白米と枝豆の混ぜごはんに、豆腐入りスクランブルエッグと焼き鳥をのせるだけ。このレシピのオススメポイントは、しっかりとボリュームがあるのにヘルシーな工夫がたくさん盛り込まれていること。例えば、糖質が気になる人は、ご飯の量を減らして枝豆の量をアップ。スクランブルエッグには豆腐を混ぜているので、卵の量を増やさなくても食べ応えは十分なのです。しっかりした味の焼き鳥のおかげで、面倒な調味料による味付けも一切不要。なんとも手軽でおいしい一品です。

手軽でおいしい食事づくりで楽しく継続を

ボディメイクは自分で自分の身体のことをしっかりと理解することが大切。食べるもので身体がつくられていることを意識して、食事もできるだけ自分で作りたいものです。料理することを面倒に思わない、手軽なレシピを参考に、料理を作ることも楽しみながら、家族や友人と一緒においしい食事を共有するのもボディメイクへの挑戦を継続させるコツの一つです。
レシピ動画も公開中なので、合わせてチェックしてくださいね。

https://www.instagram.com/p/B3B0bJgjsYp/
https://www.instagram.com/p/B3B0t6Gj-EX/
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