体幹を最大限に活かしプレーにつなげる。琉球ゴールデンキングス #27 ウィタカ ケンタ選手

特集 2025/10/31 16 views

沖縄のプロバスケットボールチーム、琉球ゴールデンキングスに所属する、ウィタカ ケンタ選手。kenko ISLAND最新号では、今シーズンの活躍が期待されるウィタカ選手に「体幹」をテーマに話を伺いました。
ここでは、誌面では書ききれなかったインタビューの裏側に加え、ウィタカ選手おすすめの体幹トレーニングもご紹介します!

ウィタカ・ケンタ選手のプロフィール

1997年、東京都出身。
2024年7月に琉球ゴールデンキングスへ練習生として入団し、翌年3月に新規選手契約を結ぶ。身長202cm、体重106kgの恵まれた体格と、敵を圧倒するフィジカルの強さを武器にチームを支える。

「体幹は、すべての動きの要(かなめ)」

恵まれた体格と強靭な足腰が持ち味であるウィタカ選手。
バスケットボールにおいて体幹はどのような役割を果たしているか聞いてみました。
「“強い体幹”というと、 “身体の軸がブレない”ことを思い浮かべる人が多いと思います。でもそれだけじゃないと僕は思っています。
体幹を正しく使うことで、腕や足の動作をどんな状況でも思い通りにコントロールできるようになります。
例えば、空中でボールを競り合うときや、相手とぶつかりながらドリブルをするときなど、バランスを失いやすい場面でも、体幹が働いていれば相手の接触に耐えながら理想の動きにつなげられる。そう感じています」

ウィタカ選手直伝!体幹トレーニング3選

今回は特別に、ウィタカ選手が日常的に取り入れている体幹トレーニングを教えてもらいました。初めて行う人は無理のない範囲で秒数などを調整しながら取り組んでみてくださいね。

①バランスボール・プランク回し

バランスボールにひじを乗せてプランク姿勢をとり30秒キープ。
頭から足先まで一直線を意識しましょう。
<レベルUP>
上記の姿勢から、両肘を動かしてボールで円を描くように時計回り・反時計回りにゆっくり転がす。背中やお尻が上がったり下がったりしないよう、頭から足先まで一直線になるよう意識。

②ベンチサイドベント・パンチ

ベンチに横向きに寝そべり、上半身をはみ出させ、両手は頭に軽く添える。
足が動かないように押さえてもらい、横向きのまま脇腹に力を入れて上体を真上に向けて上げ30秒キープ。

<レベルUP> 上記のように上体を上げたまま軽めのダンベルを持ち、パンチの動作を両手交互に20回!

③片足カーフレイズ

片足を浮かせ、軸足でつま先立ちをした状態で30秒キープ。足の親指の付け根(母趾球)で地面を押すイメージを持ち、バランスを保ちながら母趾球から頭の先まで一直線になるよう意識する。難しい人は壁をついて行ってもOK。


プレッシャーを感じた時の心の整え方

普段はあまり緊張しないというウィタカ選手ですが、初めて沖縄アリーナのコートに立った時は「人生で一番緊張した」と話します。

「でも、無理に緊張をほぐそうとはしませんでした。“これだけ多くのお客さんの前に立つのだから、ドキドキするのは当然”と受け入れたんです。
それに、期待値が高くないぶん、良いプレーをすればプラスになるだけ。そう思って気持ちを切り替えました」
また、試合前は、チームメイトと談笑しながら、自然体でリラックスすることを心がけているそう。
「決まったルーティンはないですが、去年は植松義也選手、最近は崎濱秀斗選手と、お互いの肩や胸を思い切りぶつけ合う動きをしています。試合での接触を想定できるだけでなく、身体を目覚めさせ、気持ちを高める意味もあります。今季はプレータイムを増やせるよう、細部まで意識してパフォーマンスを高めたいです。応援よろしくお願いします!」

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