肩こりに効く!「肩甲骨はがし」とは? 

カラダ 2022/04/21 1284 views

肩こりに効くといわれている「肩甲骨はがし」。「そもそも肩甲骨はがしって何?」「自分でも行えるの?」「肩こり以外にも効果はあるの?」といった、さまざまな疑問を、スマイル鍼灸整骨院の高橋先生に教えてもらいました。

そもそも「肩甲骨はがし」ってなに?

肩甲骨とは、背中の上部に左右対称で位置する、逆三角形の平たい骨のこと。その形と背中から浮くようにあることから、「天使の羽」と呼ばれることもあります。肩甲骨には、あらゆる方向から筋肉がついています。頭や腕、首や背中など身体のさまざまな部分を支えたり、大きく自由に動かしたりと、重要な役割を持っています。

しかし、デスクワークで長時間前かがみの体勢だったり、猫背や運動不足の人は、肩甲骨がズレたり、周りの筋肉がこり固まってしまいます。そうすると、肩甲骨が背中に張り付いてしまい、首や肩、背中などに負担がかかってしまいます。そうした不調が起こらないための予防や対処法として、肩甲骨をほぐしてあげるのが「肩甲骨はがし」なのです。

肩こりだけでなく、さまざまなメリットが!

肩甲骨はがしをすることでもっとも期待できるのは、肩こりの解消です。肩こりは、筋肉が緊張状態になって血行不良になることで起こります。肩甲骨のまわりにある筋肉をほぐして血流を良くすることで、肩こりが緩和されます。また、「姿勢を改善することができた!」という声も多いです。これは、猫背や巻き肩などで外側に離れてしまった肩甲骨をもとの位置に戻してあげることで、こり固まっていた背中の筋肉がゆるむためです。

その他にも、頭痛・疲労・冷えの緩和、歩き方の改善、バストアップなど、さまざまなメリットが期待できます。

自宅でできる!簡単肩甲骨はがし

正しく機能することで多くのメリットがある肩甲骨。そこで、高橋先生に自宅でできる簡単な肩甲骨はがしを教えてもらいました。

①腕を下ろした状態から、身体の側面と平行になるよう両肘を90度に曲げる。
(両腕は痛みがでない程度に上げる)

② ①の状態から、肘から手の平が地面と平行になるように両手をあげる。
 背中の中心に向けて腕をよせる(肘と肘をくっつけるようなイメージ)。

③ ②の状態で脇を締め、両肩を内向きに5回まわす。
(できれば内向き5回の後、外向きにも5回まわすと更に良い)

「このストレッチでは、②で肩甲骨を意識的に中心に寄せることで正しい位置に戻し、肩や背中まわりの筋肉をほぐしてあげることができます。肩は上がらないように注意し、なるべくリラックスした状態で行いましょう。座りながらできるので、デスクワークの合間にもおすすめですよ」と高橋さん。

また、高橋先生の整骨院では肩甲骨はがしを中心に、ストレッチや鍼灸治療、骨盤矯正などさまざまな施術で治療を行っています。日々のセルフケアも大切ですが、痛みが強い方は無理をせず受診してください。

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