「kenko ISLANDレシピ料理」作ってみた! 〜25歳男子 料理初挑戦レポート〜

kenko ISLANDでは、毎号、料理習慣のない人でも手軽に作れるレシピを紹介してきましたが、「料理習慣のない人にとって本当に作りやすいのだろうか?!」ということを確かめるために、普段は料理習慣のない方に、実際にレシピの料理を作ってもらいました。さて、初めての「やってみた」企画。監修の先生のもと、初めての調理に挑戦する様子をレポートします。

今回の挑戦者&監修者は?まずは自己紹介

今回、挑戦するのはkenko ISLAND72号、特集「体幹ガチトレ」の中で紹介している「1日のタンパク質量完璧レシピ」。監修は、レシピを考案してくださったロクト整形外科クリニックの管理栄養士、田島隆次さん。挑戦者はグラフィックデザイナーの仕事をしている梶山龍穂さんです。

田島さんは学生時代はサッカーに打ち込み、その経験からスポーツに携われる仕事を目指し、栄養面で選手をサポートできる管理栄養士として働くようになったといいます。今でこそ仕事でレシピを考えたり、撮影のために調理を担当したりしていますが、学生時代はあまり料理をする習慣はなく、栄養面よりもボリューム重視の食生活だったと話してくれました。

一方、挑戦者の梶山さんは現在、実家暮らし。食事は基本的にお母さんに頼るかたちになっているとのこと。「毎日、朝ごはんは食べている?」との田島さんの質問に、「ほとんど食べていません…。でもお腹が空くので、会社でお菓子を食べちゃいます」と、心配になる回答。

脳や身体を目覚めさせ、午前中の集中力にも関わってくる朝食の大切さを田島さんから教わり、「やっぱり食べた方がいいですね…」とまずは食事の大切さを学んだ梶山さん。今回は料理をはじめ、食生活全体にも興味を持ってもらえそうです。

いざ!「大豆とひき肉のドライカレー」に挑戦!

今回挑戦するのは、包丁を使わず、さらに5分程度で作れてしまう「大豆とひき肉のドライカレー」。材料をフライパンで炒めるだけでできるので、初心者にはもってこいの簡単さです。まずは材料を揃えて、フライパンも準備OK。分量をはかるところからスタートです。

田島:「カレー缶の開け方って分かる?」

梶山:「これは分かりますよ!銀のフィルムみたいなのを破るんですよね!」

といったやり取りの後、大さじ1のすり切りの方法を実践。初心者にしてはしっかりした手つきで正確に分量をはかる様子に、田島さんから「すごい!いいね」の声かけがありました。

すべての材料の分量がはかれたところで、いよいよ調理スタートです。ガスに火を着け、ひき肉を投入。続いてにんにくとしょうがチューブを入れる段階でちょっと躊躇したのが「少々」の見極め。

梶山:「少々って、どのくらいなのか、よく分からないですね。自分的な『少々』でいいのかな…」

田島:「梶山くんが思う『少々』を入れてみていいよ」

ということで、梶山さんは、にんにくチューブとしょうがチューブを割と大胆にぎゅっと押してフライパンに投入。「おぉ!けっこう入れるね!」という田島さんのコメントに「大丈夫かな」と言いながら調理を続行。ただその不安なコメントとは裏腹に、スタジオにはおいしそうな香りが広がってきました。

その後は軽快にヘラを動かしてひき肉、ミックスビーンズとベジタブル、そして調味料を投入して炒め、あっという間にドライカレーは完成。「え?もう終わりですか?」と作っている本人も驚くほどのスピードでできあがりました。

自分で作った料理を実食!

お皿にごはんとドライカレーをよそい、梶山さんが大好きだというゆで卵もトッピング。料理を作る経験だけでなく、作った料理を器によそい、誰かに食べてもらうのもほぼ経験がないという梶山さん。ぎこちない手つきながら、きれいに盛り付けができました。

そして待ちに待った実食タイム。田島さんと一緒に「いただきます!」のあいさつで早速食べ始めました。

田島:「うん!おいしい!にんにくとしょうがの『少々』がちょっと大丈夫かなと心配だったけど、全然問題なかったね」

梶山:「おいしいです。材料を入れて炒めただけだけど、すごくおいしいし、これなら失敗しないと思います。しかも栄養もバッチリっていうのがいいですね」

元気に日々を過ごすことができる若年層にとって、健康はあまり意識しないものですが、「例えば、料理を作ることで今までよりも少しでも「食」に対して興味を持ったり、それにより自分の健康にも興味を向けるきっかけになればいいですね」と田島さん。

「一人暮らしも考えているので、そうなったら今日の経験を活かして料理をするようにしたいですね」と梶山さん。

料理の習慣がない人にも、毎日料理を作る人にとっても作りやすいレシピをkenko ISLANDではこれからも紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

今回のレシピは動画も公開中!

大豆と挽肉のドライカレー
https://www.instagram.com/p/DQcd5GbDLD-

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体幹を最大限に活かしプレーにつなげる。琉球ゴールデンキングス #27 ウィタカ ケンタ選手

沖縄のプロバスケットボールチーム、琉球ゴールデンキングスに所属する、ウィタカ ケンタ選手。kenko ISLAND最新号では、今シーズンの活躍が期待されるウィタカ選手に「体幹」をテーマに話を伺いました。
ここでは、誌面では書ききれなかったインタビューの裏側に加え、ウィタカ選手おすすめの体幹トレーニングもご紹介します!

ウィタカ・ケンタ選手のプロフィール

1997年、東京都出身。
2024年7月に琉球ゴールデンキングスへ練習生として入団し、翌年3月に新規選手契約を結ぶ。身長202cm、体重106kgの恵まれた体格と、敵を圧倒するフィジカルの強さを武器にチームを支える。

「体幹は、すべての動きの要(かなめ)」

恵まれた体格と強靭な足腰が持ち味であるウィタカ選手。
バスケットボールにおいて体幹はどのような役割を果たしているか聞いてみました。
「“強い体幹”というと、 “身体の軸がブレない”ことを思い浮かべる人が多いと思います。でもそれだけじゃないと僕は思っています。
体幹を正しく使うことで、腕や足の動作をどんな状況でも思い通りにコントロールできるようになります。
例えば、空中でボールを競り合うときや、相手とぶつかりながらドリブルをするときなど、バランスを失いやすい場面でも、体幹が働いていれば相手の接触に耐えながら理想の動きにつなげられる。そう感じています」

ウィタカ選手直伝!体幹トレーニング3選

今回は特別に、ウィタカ選手が日常的に取り入れている体幹トレーニングを教えてもらいました。初めて行う人は無理のない範囲で秒数などを調整しながら取り組んでみてくださいね。

①バランスボール・プランク回し

バランスボールにひじを乗せてプランク姿勢をとり30秒キープ。
頭から足先まで一直線を意識しましょう。
<レベルUP>
上記の姿勢から、両肘を動かしてボールで円を描くように時計回り・反時計回りにゆっくり転がす。背中やお尻が上がったり下がったりしないよう、頭から足先まで一直線になるよう意識。

②ベンチサイドベント・パンチ

ベンチに横向きに寝そべり、上半身をはみ出させ、両手は頭に軽く添える。
足が動かないように押さえてもらい、横向きのまま脇腹に力を入れて上体を真上に向けて上げ30秒キープ。

<レベルUP> 上記のように上体を上げたまま軽めのダンベルを持ち、パンチの動作を両手交互に20回!

③片足カーフレイズ

片足を浮かせ、軸足でつま先立ちをした状態で30秒キープ。足の親指の付け根(母趾球)で地面を押すイメージを持ち、バランスを保ちながら母趾球から頭の先まで一直線になるよう意識する。難しい人は壁をついて行ってもOK。

プレッシャーを感じた時の心の整え方

普段はあまり緊張しないというウィタカ選手ですが、初めて沖縄アリーナのコートに立った時は「人生で一番緊張した」と話します。

「でも、無理に緊張をほぐそうとはしませんでした。“これだけ多くのお客さんの前に立つのだから、ドキドキするのは当然”と受け入れたんです。
それに、期待値が高くないぶん、良いプレーをすればプラスになるだけ。そう思って気持ちを切り替えました」
また、試合前は、チームメイトと談笑しながら、自然体でリラックスすることを心がけているそう。
「決まったルーティンはないですが、去年は植松義也選手、最近は崎濱秀斗選手と、お互いの肩や胸を思い切りぶつけ合う動きをしています。試合での接触を想定できるだけでなく、身体を目覚めさせ、気持ちを高める意味もあります。今季はプレータイムを増やせるよう、細部まで意識してパフォーマンスを高めたいです。応援よろしくお願いします!」

サイン入りTシャツが当たる!豪華プレゼントに応募しよう

kenko ISLANDの最新号「体幹ガチトレ(72号/2025年11月1日発行)」では、読者アンケートを募集中!答えてくれた人の中から抽選で、ウィタカ選手のサイン入りTシャツをはじめ、豪華なプレゼントが当たります!
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応募締め切り:2026年1月15日(木)

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