鶏にストレスをかけない環境づくりを心がける、みやぎ農園の卵のおいしさ

栄養 2020/01/31 5829 views

毎日さまざまな料理に使われる卵は、どんな料理にも使いやすく、栄養面も優れているとても身近な食材。よく食べるものだからこそ、おいしいものを選びたいものです。
沖縄県南城市で養鶏場を営む「みやぎ農園」さんは、のびのびとした環境で鶏にストレスをかけずに育てることで、おいしい卵を産ませます。また、その卵を使ったマヨネーズは、無添加で安心して食べられることと、そのおいしさでとても有名です。

そこで、うちなーんちゅの健康を応援するマガジン「kenko ISLAND」と、沖縄の食べることとていねいな暮らしを提案する雑誌「おきなわいちば」のコラボ企画として、そのおいしさの秘密について、お話をうかがいました。

記事の最後にはTwitterフォローによる卵プレゼント企画もあります。ぜひご応募ください。

平飼いだから、のびのびと暮らせます。

緑が生い茂る細長い坂道を上ると、空気が気持ちいい高台にみやぎ農園の養鶏場があります。5つほどある鶏舎は、小道にそって一直線に並んでいます。鶏たちが窓から外の様子をのぞく姿は、なんだか教室で授業を受けている生徒のよう。
「鶏舎を北に向かってまっすぐ並べて作ることで、冷たい北風を受けるのを最小限に抑えています。また、実は鶏舎の西側に森の崖があるおかげで西日を防げるので、立地としてとても良い場所です」と教えてくれたのは、鶏のお世話をしている大浜善也さん。

みやぎ農園の養鶏場は、生産量の高さで考えるのではなく「鶏が鶏らしく生活できる環境」に焦点をあてた育て方が特徴です。場内も一羽一羽がケージで区切られた飼い方ではなく、鶏が自由に動けるように平飼いで育てています。
「平飼いだと鶏たちが自由に動き回れるので、ストレスがあまりかかりません。それが卵の品質の良さに影響していると思います。卵は産卵箱から手作業で集めなければならないので手間はかかりますが、鶏たちが『コッコッ…』とリラックスした声で鳴いているのを聞くと、嬉しいです」

また、育てる環境だけなく、採れたての青草や時間をかけて発酵させて作ったオリジナル発酵飼料を与えるなど、餌にもこだわりがあります。
「実は、鶏には歯がありません。食べたものはそのまま飲み込むので、消化にいいものや腸内環境をサポートする発酵食材を与えることは、とても大切なんです」。

栄養たっぷりの卵、おいしい食べ方をきいてみました。

卵はビタミンCと食物繊維を補足すれば完全栄養食といわれるほど、栄養価が高い食べ物。みやぎ農園で育てた卵のおいしい食べ方を代表取締役社長の小田哲也さんに教えてもらいました。
「卵の白身に味を感じることはあまりないと思いますが、私達が育てたものは、すっきりとしているけれど、きちんと味わいがあるのが特徴です。生で食べるのはもちろん、ゆで卵にしても卵そのもののおいしさが味わえますよ」。
鶏にストレスなく、栄養面を考えた餌を与えることで、卵の臭みがないとお客さんから好評なんだそう。

また、みやぎ農園といえばおいしいマヨネーズで知っている人も多いはず。卵本来のおいしさをいかし、添加物は一切なく、卵黄となたね油、お酢などのなるべくシンプルな材料で作るので、子どものいる家庭にも安心です。この人気のマヨネーズが生まれたのには、実は売れ残ったものや、卵の殻に汚れがあって販売できないものをなんとか無駄にできないかと考えたときに生まれたんだそう。味はプレーンをはじめ、ゴーヤーや七味唐辛子、国産なたね油を使用したプレミアムなど、バリエーションも豊富です。

(左が小田さん、右が大浜さん)

鶏に優しい飼育環境にすることで、おいしい卵を販売するみやぎ農園さん。県内のスーパーにて販売されているので、ぜひ味わってみてください。

株式会社みやぎ農園

住所南城市大里字大城2193
TEL098-946-7646
URLhttps://www.miyaginouen.com/

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Twitter@kenko_island

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