ヨガインストラクターの城間さんに教わる、リンパを流して健康的な身体作り

目の疲れについて特集している「kenko ISLAND58号」で、目を癒すツボやヨガを紹介してくれたヨガインストラクターの城間さん。目の疲れの一因である血行不良は、リンパの流れを良くすることで改善できると言います。

そもそもリンパってよく聞くけど何?リンパの流れを良くするためにするべきことは?など、様々な疑問を城間さんに聞いてみました。

城間優美さん

骨格リンパ専門サロンshala代表。家族がリンパの病にかかったのをきっかけに、本格的にリンパの勉強を始める。リンパを学ぶうちに美容のために行っていたヨガとリンパの深い関わりに興味を持ち、ヨガを本格的に学ぶため、オーストラリアへ渡航。沖縄へ帰国後、自社サロンを開業。サロンを中心に県内のホテルやカルチャースクールでリンパの理論を取り入れたヨガを教えている。

そもそもリンパって何?

リンパとは、血管のように全身に張り巡らされたリンパ管と、その中を流れているリンパ液、リンパ管の中継地点であるリンパ節の総称です。主に体内の老廃物や余分な水分を回収するのと、細菌やウイルスなどの病原体から身体を守る免疫機能の働きを持っています。このリンパの流れが悪くなると、余分な水分が回収できずにむくみが生じるほか、免疫機能が低下して体調不良を引き起こす原因となるのです。

血液は主に心臓がポンプとなって押し出すことで全身を巡ると言いますが、リンパはどのように流れているのでしょうか?城間さんに聞いてみると、リンパ液は呼吸や筋肉運動などで循環を促しているため、身体を動かさないとリンパも滞りやすくなると言います。

リンパを流す時に大切なのは、ほどよい圧と正しい順番

リンパを流す時は、どのように行った方がいいのでしょうか?城間さんによると、気持ち良いと思うくらいに押すのがベストで、手で撫でるだけでも効果があるとのこと。これは、リンパ管は血管よりも細く、リンパ液の流れがとても緩やかなためです。

「私は目や首が疲れたなと思ったときは、誌面でも紹介したツボ押しの3ステップをしていますよ。特に、リンパ液の出口である鎖骨は老廃物が溜まりやすいので、必ずほぐしています。目はもちろん、首や肩もスッキリするのでおすすめです」。

また、全身をマッサージする時は、順番を意識するのもポイント。老廃物が詰まりやすい鎖骨からスタートすることで流れが整い、巡りが良くなるのだそう。そこから首、肩、顔、脇や腕、お腹、脚の付け根、脚全体という順番を意識して行いましょう。

リンパを流すのに、ヨガはおすすめの運動

呼吸や筋肉運動などでリンパは流れますが、身体を動かし、深く呼吸をしながら行なうヨガは、リンパと深く関係しています。

「リンパが流れるとデトックス効果や免疫力がアップしますが、それはヨガを行っても得られる効果なんです。ポーズをとる時に、深く呼吸をするヨガは、リンパを流すのにぴったりな運動なんですよ」。

「家で定期的にゴミを捨てても少しずつ溜まっていくように、日々の疲れや老廃物も溜まっていくもの。毎日捨てずに、1ヶ月に1回だけだとその分捨てる量も多くなります」。

小まめなケアをしてこそ、健康的な身体を得ることができます。誌面や動画で紹介しているツボ押しやヨガは、どれも手軽にできるものばかり。無理のない範囲で実践してみましょう!

知りたい!健康的でチャーミングな澪花さんのこと

表情がくるくると変わり、どんなことにも興味津々。物怖じせずにいろんなことにチャレンジするタレントの澪花さん。そんないつでも楽しそうで一生懸命な姿に、見ている方はつい応援したくなります。多くの人を惹きつける澪花さんの魅力の秘密は一体どんなところにあるのでしょう?インタビューをさせていただきました。

Profile・澪花(みおか)

プロダクションキャッツアイ所属。世界4大ミスコンの一つとも言われる「Miss Earth Japan(ミス・アース)」日本大会2019でMISS Airに選ばれる。OTV「おきなわモンドウォーカー」、RBC「南の島のミスワリン」regular出演、TBS系列「世界さまぁ〜リゾート」など、各メディアで活躍中。

小さい頃からスポーツ少女。目指していたのは体育教師

―子どもの頃の習い事はなんでしたか?

小学校4年生から卒業までは空手をやっていました。「やってみたいな〜」と思って興味があったので始めた感じですね。でも、中学生になってバレーボールに出合ってからは、バレー一筋です。大学でも部活でやっていました。今も社会人チームに所属しているんですよ。コロナウイルスが流行ってからは練習ができなくなってしまったんですが、その前までは定期的に練習や試合をして、みんなでワイワイできることがすごく楽しかったです。

―大学では体育教師を目指していたとか

そうなんです。大学を卒業した後、もっと勉強をしてから教育現場に行きたいという気持ちがあったのと、教えられることの幅をもっと広げたいと思い大学院に進みました。大学院まで進むと、大学でも教えられるようになるんです。

大学院に進んではいますが、勉強はもともと全然好きではないんです(笑)。でもこれまでずっと勉強を避けてきたので、そろそろ本気でやらないといけないかなと思って…。ただ、それと同時にお仕事をたくさんいただけるようになったので、今は休学しています。

今はとにかく仕事が楽しい!なんでもチャレンジしたい

―タレントやモデルのお仕事を始めたきっかけは?

大学2年生のときに声をかけていただいて、それがきっかけでした。それまではまったくそんな仕事をしたことはなくて。スポーツしかやってこなかったので、おしゃれやメイクもまったく、という感じ。学校にもジャージで行っていましたから(笑)。だから事務所の方から声をかけられたときも、全然信じられませんでした。

最初の仕事はCMの撮影だったと思いますが、緊張は全然しませんでしたね。もともと緊張することがほとんどなくて。人前で話すことも得意だし、何かをやってみせるのも平気でした。むしろどちらかというと好きな方だったと思います。でも、モデルやタレントというのはそういうのとはまた違うものなんだなと、最近その難しさや大変さがようやく分かってきた気がします。

―この仕事をする上で、戸惑いを感じることはありませんか?

仕事をたくさんいただけるようになったのがここ1年くらいのことなので、まだまだ分からないことの方が多いのですが、仕事自体はどんなものでもとても楽しいです。今までの生活とは世界が違いすぎて、戸惑いというか、初めてのことばかり、という感じです。

ミスアースに挑戦したときも「私がミスコンに出るなんて」と、これまでは考えたこともないことだったので戸惑いました。でも、書類を出したら通過して、そこからは「やるからには頑張ろう」ってスイッチが入りましたね。そのときに受けたトレーニングは私にとって大きな経験だったなと思います。いろんな方に出会えて刺激になったし、環境問題に関する知識が増えたり、ウォーキングやポージングの練習もさせてもらったり。この経験があったから、ミスワリンもできているのかなと思います。

健康的な美しさはポジティブでアクティブな性格から

―昨年はパーソナルトレーニングをやって話題になっていましたね

トレーナーさんについてもらってダイエットをするのは初めてでした。それまでは自己流だったんですが、いろいろと教わって、目から鱗なことがたくさんありましたね。食べることが大好きでも、無理をしすぎない程度にセーブして、食べた分を消費するようなやり方をしたおかげで3ヶ月で9キロ減。それをキープできるように今も時間を見つけて運動をするようにしています。

もともと風邪はひきにくかったし、この仕事を始めて生活が不規則になっても体調を崩すことはほとんどなくて。多分、とにかく睡眠を取るようにしているからですかね。私は3大欲求のなかでも睡眠欲がダントツで強いんです。ダイエットでも唯一良かったのは「お腹が空いたら寝ちゃおう」と思えたこと。忙しくても、休みの日にはとにかくしっかり眠ってから他のやりたいことをやろうって思います。

―心配事があって眠れない、というようなことはありませんか?

あんまり神経質な方ではないので…、基本的にはないですね。仕事の集合時間が早いと「起きれるかな、寝坊しないかな」って夜中に起きちゃうことはありますが。

もともと性格的にはポジティブだと思うし、思い立ったらあまり考えずにすぐ行動するタイプです。何かにぶつかったら、その時に考えます。とりあえずやってみてから考えようっていう感じですね(笑)。何か心配なことがあったらとにかく周りの人に話して、意見を聞いて、考えて。そんなときも、ネガティブな方向に考えちゃうことはあまりないと思います。あんまり考え込まずに、楽しいことにチャレンジしているのが、もしかしたら身体にもいいのかもしれませんね(笑)。

インタビュー中、澪花さんはまっすぐな目をしてずっと楽しそうに話してくれました。そんな素直さと元気さが、澪花さんの一番の魅力なのかもしれません。

Kenko ISLAND58号の特集に関する澪花さんのインタビュー記事もぜひチェックしてくださいね。

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